試験に合格するおまじないにはどんなのがあるの?

試験に合格するおまじないにはこんな方法があります

世の中には、試験に合格するためのおまじないが数多くあります。大学受験を控え、毎日勉強には励んでいるものの、試験に合格するためにおまじないに頼りたいと考える人も少なくないでしょう。まずは、受験生の中でよく知られている、試験に合格するためのおまじないをいくつかご紹介していきます。

●志望校の画像をスマートフォンの待受にする

志望校の写真などを待ち受けに設定することで、試験に合格するためにのヤル気をアップさせる方法です。勉強の合間にもついついスマートフォンに触れてしまいがちな人も、そのたびに志望校の画像を目にすることで、モチベーションを下げずに勉強することができるため、それだけ合格する可能性が高くなるというわけです。

●成績の良い友達の文房具を借りる

文房具に限らず、物には使う人の力が宿ると言われています。成績の良い人からシャープペンシルなどを借りることで、その人の学力も分けてもらうことにつながるというおまじないです。借りっぱなしにするのが難しければ、試験前に自分のものと交換してもらいましょう。

試験の合格にはおまじないが効く?

おまじないという目には見えない物の力に頼る場合は、初めからおまじないの効力を疑ってはいけません。そもそも、おまじないを行ったことが試験の合格を左右するわけではありませんが、おまじないをするからには、半信半疑ではなく、叶うと信じておこなったほうが、おまじないの効力は高くなるでしょう。

たしかに、おまじない自体には劇的な効果はないかもしれません。ですが、どうせ叶わないと中途半端な気持ちで行った場合と、心から信じておまじないを行う場合では、どちらのほうが自分にとっての後押しとなるかは一目瞭然ですよね。

ですが、おまじないに頼りすぎるのは注意が必要です。おまじないの力を信じ過ぎるあまりに努力を怠ると、合格どころか普段どおりの実力すら発揮できない可能性もあります。むしろ試験前に不安で押しつぶされそうになった時、おまじないをしたことがプラスとなって、さらに努力をしようと思えるのであれば、それはおまじないのおかげだと言えるでしょう。

試験に合格するおまじないも良いけど、お守りもオススメ

実際に自分は足を運べなくても、身内や知り合いの方から、試験の合格を祈願してお守りをいただく機会もあると思います。とくに受験生の中には、たくさんもらったお守りをどうしたら良いのか、神様同士がケンカしてしまわないかと不安に思っている人もいるかもしれませんね。

お守りをたくさん持っていたからといって、試験の合格率が上がるわけではありません。いくらたくさんのお守りをいただいたとしても、全てを持ち歩くことなどできませんよね?ですから、身につけるお守りは1つに決めてください。普段から肌身離さず身につけることにこそ意味があるのです。

また、さまざまな神社のお守りであっても、学問に由来する神様同士がケンカするということはまずありませんので、心配しなくても大丈夫でしょう。お守りもおまじないと同様に、まずは信じること、それによって神様が力を貸してくれると言われています。

先輩などから、自分が合格した時に身に着けていたお守りを譲り受けることがあったとしても、すでにそのお守りは役目を終えていますので、やはり自分用に新たに別のお守りを用意したほうが良いでしょう。

試験に合格したいなら、パワースポットに行ってみよう

学問の神様として有名なのが、菅原道真です。彼を祀った神社に合格祈願をすることが、試験に合格するための近道とも言われるほど、受験生には高い人気があります。

このように、実際に学問の神様にゆかりのある神社を訪れて合格祈願を行う他にも、ゲン担ぎを行うのに適した、いわゆるパワースポットは各地に存在します。

千葉県には、試験に合格したことを意味する「サクラサク」にあやかって、春だけでなく秋冬にも桜が咲くことで有名な神社があります。境内にはさまざまな種類の桜が植えられており、季節を問わずほぼ一年中桜の花を目にすることができるため、その縁起の良さにあやかろうと、毎年たくさんの受験生や家族が訪れるそうです。

少し足を伸ばして合格祈願のパワースポットを訪れることによって、受験勉強の合間の良い気分転換にもなるでしょう。

最後に頼りになるのはやっぱり自分自身

試験当日になって、緊張から本来の実力を発揮できなかったり、直前で体調を崩したりしないように、精神面や健康にも気を配る必要があります。

合格するためには良い点を取るのが一番ですが、勉強以外の面を疎かにして体調を崩すようではいけません。そのためにはまず、試験前にはしっかりと栄養と睡眠を取りましょう。

本番では、解けない問題があっても当たり前だという気持ちで試験に挑むことで、緊張を和らげることにつながります。緊張するのはみんな一緒ですから、それを適度な緊張感としてプラスに変えられるかが、勝負のカギです。

おまじないやお守りは、あくまでも努力の積み重ねに対して背中を押してくれる存在であるということを忘れずに、あとは自分を信じて本番に挑みましょう。