小学校の給食袋の作り方は簡単!子供も喜ぶオリジナル巾着

小学校の給食袋は片紐タイプなら作り方も簡単

新学期に入り小学校に入学する子供のために給食袋の巾着を作ろうとするお母さんは多いです。
周りからするとこれは親として当たり前のように感じる人もいるかもしれません。
そう思う人はきっと家事や裁縫が得意、好きな人でしょう。

子供を思う親心として当たり前なことかもしれませんが、主婦だからといってみんながみんな家事や裁縫が得意とは限りません。

家事や裁縫が苦手な人が子供のために給食袋を作ろうとする試みはとても大切なことです。
簡単な巾着から初めてみると裁縫の苦手意識がなくなり、他のものまで作ってみたくなることもあります。
しかし、苦手だから作れないと行動を起こさなかったら、このように思う可能性すらもないですよね。

まずはシンプルな給食袋から挑戦してみましょう。

最もシンプルな給食袋は肩紐、裏地なし、マチなしのタイプです。
シンプルといえど、箸セットやエプロンセットなどが入れば良いので、このシンプルタイプで何も問題はありません。

お母さんの愛情がたくさん詰まった給食袋を作って子供に持たせると親子共々幸せもひとしおですね。

給食袋の作り方は以下を参考にしてください。

2本の紐を使って作る小学校の給食袋の作り方

小学校に持たす給食袋の最もシンプルなタイプとして、肩紐、裏地なし、マチなしタイプのものになります。

このシンプルタイプの給食袋を作ることができたら、2本紐にすることはとても簡単です。

●給食袋の作り方

用意するもの
お好みの布 横17cm、縦52cm
紐2本 各40cm
※紐1本タイプは同じ長さで1本用意してください。

作り方
1 両サイドほつれ防止のためロックミシンをかけます。
ミシンによってない場合はジグザグ機能を使いましょう。

2 中表に合わせ半分に合わせます。
両サイド、上から7cmの所に印をつまけます。(紐通し部分)
印から下に部分縫い代1cmの部分を両サイド縫っていきます。

※紐1本の場合は片側だけ印をつけます。
印がついてない方は上から縫います。

3 両サイド縫ったら、縫い代を割りアイロンをかけます。
ここで紐通し口のステッチをかけていきますが、分かりやすいサイトがたくさんありますのでそちらを参考にしてください。
「紐通し口ステッチ」で検索してみてください。

4 紐通し口のステッチが終わったら上を1cm折りアイロンをかけ、その状態から更に2センチ折りアイロンをかけます。
アイロンがけした部分をまち針で止めて端から0.3cm部分のきわを縫っていきます。

5 生地を裏返しにして整えたら両サイドから1本づつ紐を通していきます。
紐の玉結びをして完成です。

給食袋に入れるものは学校によって異なりますが、主に箸セットとおしぼりです。
なので紹介した寸法は少し縦に長めです。
エプロンセット用の給食袋をもう一つ用意する場合があります。
エプロンセットの給食袋の作り方も同じでエプロンが入る大きさに寸法を変えるだけですよ。

小学校の給食袋は作り方が簡単なので複数あると便利

小学校の給食袋は予備として複数用意して置くことをオススメします。

汚れてしまった、学校に給食袋を忘れてしまった、こんな場合には予備があればとても便利です。
作り方が簡単なので、子供が好きな生地を選んで複数作ってあげると子供も学校へ行くモチベーションになりますよね。

まだ慣れない学校生活、子供は順応能力が早いと言えど緊張して子供なりに頑張っています。
給食の時間、自分のお気に入りの生地の愛情こもった給食袋を見てモチベーションに繋がることもあります。

手作りの給食袋は思い方によってはこのようなパワーもあるんですよ。

裁縫が苦手でも小学校の入学を機に子供のために挑戦してみてくださいね。

給食袋は子供は使いやすい生地で作りましょう

給食袋を作る時、手芸屋さんなどに生地を買いにいくと思います。

生地には様々な柄や質があります。
好みによって選択するものも異なりますが、これにしなければいけないという決まりはありまえん。

1つ言えることはお子さん目線で選ぶことが好ましいということです。
お母さん好みの柄で作ってしまうと子供が気に食わない、恥ずかしいなどでせっかく作っても嫌がってしまう場合がありますし、質によって使い勝手も異なります。

キルティング生地は厚めな上に少し幼稚園要素が出てしまうことも。
シルクは柔らか過ぎて扱いづらい。
そして共に作る時に扱いづらいこともあります。

学校のかばんにスッと入りやすい、そして親も縫う時に扱いやすい、子供も使いやすい生地、特に裁縫初心者の場合は綿100%の生地を選ぶと良いでしょう。

自分だけの手作り給食袋なら子供も喜ぶ

小学校に上がる子供の給食袋作りは言ってしまえば少しお母さんたちの手間にもなります。
しかし、違う角度からみると子を思う親の気持ちをこの給食袋に詰め込むことができます。

手作りと言えどただの巾着袋に過ぎないのですが、それが子供にとったら「自分だけの」「他の人と被ることがない」「お母さんに作ってもらった」など、とっておきの一品になることもあるのです。

子供にそう思ってもらえたらお母さんも作りがいがありますよね。

裁縫が苦手ならまずは簡単な給食袋から初めて見て、慣れてくるとレースやタグ、裏地あり、マチあり、切り替えしなどアレンジは多種多様です。

裁縫の苦手意識がなくなり、いろんなものに挑戦したりとお母さんのできることの幅も期待できますね。

小学校の給食袋をぜひ挑戦してみてくださいね。