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高校の教科書は捨てても良い?捨てるタイミングについて
大学受験も無事に終わり、高校を卒業すると、親元を離れて新たに一人暮らしを始めるという人も多いことでしょう。引っ越しに備えて部屋を片付けていると、ふと目に止まった高校の教科書の山。これから使う予定もないのであれば、引越し先に持っていく必要もありませんが、なんとなくこのまま捨ててしまっても良いものかどうかと、気になるところですよね。
たとえ自宅にある自分の部屋を、親からそのままの状態にしておいて良いと言われている人であったとしても、この高校卒業のタイミングで捨ててしまわないと、おそらく今後何年間も誰も使わないままそこに残ることになるでしょう。最終的には使い道がなくて捨てることになるのだとしたら、思い切ってこのタイミングで教科書を捨ててしまっても、とくにこの先困ることはないハズです。
「いつか使うかも知れない」と思って捨てずに取ってあるものに関しては、たいていそのまま出番は回ってきませんので、これから使う予定のない教科書も同様に、要らなくなった時点で捨ててしまっても問題ないでしょう。
高校の教科書を捨てる時の捨て方!捨てる方法を紹介
高校の授業で使った教科書には、おそらくすべて名前が書かれていると思います。教科書をゴミとして捨てる際には、なるべく名前の部分はわからなくなるように、消したり細かく千切ったりするようにしてください。
自分としては別に隠すことではないのかも知れませんが、思わぬところから個人情報の漏洩につながることもあります。今はそんな情報がどこで悪用されるかわからない時代ですので、無防備にそのままゴミに出すのではなく、きちんと名前を消してから捨てるようにしましょう。
教科書自体は紙でできていますので、燃えるゴミではなく紙ゴミ(資源ゴミ)の扱いになります。そのままゴミ袋に入れて出すとかさばりますので、新聞紙や雑誌を捨てる時と同じように紐でくくったり、100円ショップなどで販売されている新聞専用のゴミ袋を使用するのがオススメです。
全部捨てるのはNG!残した置きたい教科書について
今後、授業などでは使わなくなるとしても、中には捨てずに残しておいたほうが良い教科書もあります。それは主に、社会科の授業で使われていた教科書類です。
その中でもとくに、日本史や世界史といった過去の歴史に関わるものや、地図関係はぜひとも手元に残しておきたいところです。歴史に関しては、まれにそれまで信じられていたものから、新たな新事実が発見されて、教科書の内容が一部変更になることはありますが、基本的には過去の歴史を振り返る手がかりとなるものですので、現在の説との違いを楽しむためにも残しておいて損はないでしょう。
また、新たに購入しようとすると、予想以上に高く付いてしまうことがあるのが、世界地図などの地理に関わる書籍です。今後、海外を訪れる際に役立つだけでなく、ニュースなどで取り上げられた国を調べたりと、さまざまなことに役立つと思います。
高校で書いたノートは捨てる?ノートの処分について
教科書よりもさらに捨てるかどうか悩みがちなのが、高校の授業や受験勉強で使ったノートではないでしょうか?こちらに関しても、たしかにこの先必要になる機会が出てくるとは考えづらいですが、さまざまな書き込みのあるノートには、それだけ思い出が詰まっていることも多いと思いますので、一概に不要だからこのタイミングで捨てたほうが良いとは言い切れないものです。
どうしても捨てるかどうか悩むようでしたら、なにも無理してすべて捨ててしまう必要はないと思います。ただし、収納スペースにあまり余裕がないようであれば、本当に残しておきたいものとは分けて考えるべきでしょう。
ノートの場合も教科書と同じか、もしくはそれ以上に、個人情報の特定に至る可能性のある部分はきちんと消してから捨てるようにしましょう。
高校の教科書は捨てるテイミングで捨ててOK!でも参考書は買い取りしてくれる場合も
とくに高校の教科書は、テストや大学受験に向けて毎日のように使い続けてきたものなので、いくら使わなくなったとしても、どうしてもそのまま捨ててしまうのは惜しいと感じてしまうものです。しかし、教科書というものはその性質上、いくら新品同様のキレイな状態のものだとしても、リサイクルショップなどに持ち込んだところで、ほとんど値段はつかないものと思っておいたほうが良いでしょう。
ましてや、ところどころ書き込みのある教科書の場合は、そもそも引き取ってもらうことすら難しいため、いざあとから処分したいと思っても、やはり紙ゴミとして捨てる以外の方法はないようです。
これが参考書などに関してだと、場合によって買い取ってもらえるケースもありますが、その場合も一般的なリサイクルショップではなく、教科書を専門に扱うお店をあたってみると良いでしょう。
結論から言うと、教科書をいつ捨てるかは、人それぞれのタイミングで良いのではないかと思いますが、高校時代の思い出として、あとから手に取ってみるのも悪くないと思います。教科書や参考書を開くと、苦労して受験勉強をしていた頃が、懐かしく思い出されることでしょう。