この記事の目次
部活を引退するのが寂しい!気持ちを切り替えるには
●将来の自分の姿を思い描いてみよう
新入生で部活に入りたての頃は、自分が引退する日まで長いな…と感じていても、毎日夢中で部活に打ち込んでいたら、気づけばあっという間に引退が目前ということはよくあることです。
人は、何かに夢中になっている時間の方が、ぼーっと平和に過ごす時間よりも早く感じるものだからです。
中学校に入学してから今までの時間を、勉強に費やす時間と同じくらい、もしくは勉強よりも多くの時間を部活に使って頑張ってきたという人も多いのではないでしょうか。
それが、部活の引退となると、今まで部活に費やしてきた時間がぽっかり穴が空いたように感じてしまいますよね。
もちろん、その時間を今度は高校受験のための勉強時間に充てるために部活の引退がありますが、引退したからと言って受験勉強にスイッチを急には変えられないという人も少なくないでしょう。
生活リズムも部活が中心だった今までとは変わるので、リズムに上手く乗れないということもあるかもしれません。
部活に熱中していた人ほど、部活を引退した後に”燃え尽き症候群”と言われるような無気力な状態になる人も居ます。
部活の引退で寂しい気持ちを感じるのは、普通のこと。
無理に自分の気持ちを押し殺して、スイッチを切り替える必要はありません。
まず、部活を引退したら、その時間をどんな風に使うかということをじっくり考えてみてはいかがでしょうか。
将来、自分はどうなりたいのか、そのために必要なことは何か。
心の方向性が定まれば、強制ではなく自ずと勉強に打ち込めるようになるでしょう。
部活の引退は寂しいけど受験勉強は大切!勉強を始めるときのポイント
●受験勉強期間を効率よく使うために、スケジュールを立てる
私も、中学では毎日部活に打ち込んでいたので、引退が迫ってきて寂しさが押し寄せてきたことを覚えています。
部活をやっていたからといって勉強に活かされないという人もいるかもしれませんが、私はまったくそうは思いません。
なぜなら、辛く厳しい経験を部活でしてきた人には、それなりの力が備わっているからです。
部活で培った忍耐力や強い精神力は、勉強にも強い影響を与えることができます。
部活で頑張って付いた力を、今度は受験勉強に活かしましょう。
やる気がみなぎったところで、とりあえず目についた科目から勉強…。
これは残念ながら効率の良い勉強法ではありません。
物事には順序があります。
受験勉強にも、様々な科目もあり、それぞれの科目で基礎や応用力を身に付ける必要があります。
受験勉強をスタートさせてからゴールまでの道のりの中で、うまく勉強が効率よく出来るように、計画を立てることが重要です。
人によっては、苦手な科目もあるでしょう。
苦手な科目も克服しながら、すべての科目の勉強をまんべんなく進められるようにスケジュールを立てることがポイントです。
部活を引退して寂しい気持ちを感じるときは「目標」を決めて勉強すると良い
●目標があるのとないのでは結果は歴然
目の前の教科書を見て予習や復習をする時、何も考えずに自分が集中出来る時間の中で問題を解いていくことと、あらかじめ○○ページまで勉強すると目標を決めて勉強をするのでは、どちらの方が勉強がはかどりやすいでしょうか。
答えは、後者の目標を立てる方法です。
人は、目標を立てることでゴールが明確になるため、そのゴールに向かって頑張ることができます。
部活を引退した直後は、部活に気持ちが引っ張られて寂しい気持ちになりがちです。
そんな気持ちの隙間を埋めるためにも、目標を立てることはとても有効です。
部活でも、「地区大会優勝」や、「全国大会出場」などを目標にすることで、チームが一つにまとまり、頑張ることができますよね。
目標は、簡単に手が届くよりも、少し遠くにある方がより力を発揮することができます
受験においても、目標を少し高めに設定することで、自分の力がその目標を超えることがあるので、ぜひ目標を立てて受験勉強に取り組みましょう。
一緒に部活を引退した仲間たちと励まし合いながら受験勉強を
●部活で共に過ごした仲間は戦友
部活を一緒に頑張ってきた仲間は特別な存在という人も多いのではないでしょうか。
厳しい練習をこなし、平日も休日も共に過ごしてきた部活の仲間は、普通の友達以上に絆が深まるもの。
私も、部活の引退はもちろんですが、部活の仲間と一緒に居られなくなることも寂しさに拍車をかけていました。
そのぐらい濃密な時間を過ごした部活の仲間は言わば、戦友です。
同じ時期に部活を引退し、受験勉強に取り組む部活の仲間は、今度は受験勉強の仲間として助け合えばお互いにとってはメリットだらけです。
勉強に行き詰まった時は、部活の仲間とリフレッシュすることで、心も頭もスッキリするでしょう。
部活引退後は気持ちだけじゃなく体の切り替えができないことも!適度に体を動かして受験勉強を
●体を動かして頭もリフレッシュ
毎日ハードな運動部で頑張っていた人にとって、長い時間座った状態で机に向かうということはストレスに感じる人も多いと言われています。
朝から夕方まで体を動かすことが普通だったのに、急に運動しなくなることで、体が鈍ってしまうこともあります。
受験勉強期間は、勉強が全てではありません。
勉強を効率よく進めるためには、健康な体は絶対条件です。
そのため、受験勉強中に体がなんだか重いなと感じたら、軽い運動をしてみると頭もスッキリして、勉強がはかどることがあります。