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部活を引退する先輩へのメッセージ。親しい先輩の場合
もうすぐ引退してしまう大好きな先輩に向けてのメッセージは、どんなに言葉を尽くしても足りないくらいに、先輩との思い出が溢れてしまうものですよね。それがとくに親しくしてくれた先輩ともなると、書きたいことがありすぎて、余計にどんな風に書いたら良いのか絞りきれずに悩んでしまうところでしょう。
先輩後輩の垣根を飛び越えて、普段から仲良くしてくれていた先輩であれば、普段は恥ずかしくてなかなか感謝の気持ちを直接伝えることはできないかもしれませんが、この引退というタイミングなら、そんな素直な気持ちを正直に伝えるチャンスです。
あらたまって顔を見ながら伝えるのは照れくさいような感謝の言葉も、文字にしてしまえば素直に書けるものです。「部活が辛くて辞めたくなった時に、先輩が励ましてくれたおかげで辞めずにここまで続けてこられた」といったように、ストレートに思いを伝えることで、大好きな先輩にとっても忘れがたい、自分を慕ってくれたかわいい部活の後輩として記憶に残ることでしょう。
部活を引退する先輩へのメッセージ。普通の先輩の場合
部活を引退する先輩の中には、特別に仲が良くも悪くもないけれど、ごく普通の先輩と後輩としての付き合いをしてきたという人が、実は一番多いのかもしれませんね。親しかった先輩のように、個人的な思い入れがあるわけではないにしても、やはり引退する先輩に向けては、失礼のないようにきちんと感謝の気持ちをメッセージに込める必要があります。
ここで、ぜひメッセージに取り入れたいフレーズとして覚えておきたいキーワードをいくつかご紹介しましょう。
・「先輩に教えていたことを活かし」
・「先輩を目標にして」
・「いつか先輩の存在を超えられるように」
部活を引退してしまう先輩たちにとっては、後輩から慕われていたということが実感できるメッセージをもらえるのは素直に嬉しいものでしょう。たとえ寄せ書きのように短い文章だったとしても、頼りになる先輩として尊敬していたという点をメッセージに添えるようにしましょう。
部活を引退する先輩へのメッセージ。関わりの少なかった先輩の場合
中には、普段はあまり関わることもなく、自分たち後輩とは割と距離感のあった先輩もいることでしょう。その場合も、とりあえずは失礼のないように、感謝の気持ちは伝えなければなりません。ここでは、あまり嘘くさくならないように、誰に対してもあてはまるような文面にしておくことがポイントとなります。
引退を機に、ほとんどの先輩が部活には顔を出さなくなるとはいえ、やはり自分たちの先輩であることにはかわりありませんので、やはりしっかりとお世話になったことに対しての、感謝の気持ちを込めたメッセージを送りましょう。
あまり接する機会のなかった先輩に対しては、「先輩とは直接お話しする機会は少なかったのが残念です。もっともっと色々な話が聞きたいので、引退してからもまたぜひ遊びにきてくださいね!」といったように、ありのままに伝えてみてはいかがでしょうか?
部活を引退する先輩には、メッセージと一緒にこれを贈ろう
お世話になった部活の先輩に対しては、メッセージと共に何かプレゼントを贈りたいと考える人も多いと思います。先輩たちに喜んでもらえるプレゼントとは、いったいどんなものだと思いますか?
●勉強に役立つグッズ
ほとんどの先輩たちは、部活を引退した以降は、受験勉強などに本格的に取り組むことになります。そんな先輩たちに送る記念品としての鉄板は、勉強に役立つ文房具でしょう。教科書や参考書用のカラフルなマーカーや、持ちやすいシャープペン、ちょっと変わった付箋などを贈ることで、今まで背中を押してもらった先輩に対して、今度は後輩の自分たちからのエールの代わりとなることでしょう。
●写真立て・フォトアルバム
部活のみんなで撮った写真を写真立てやフォトアルバムに入れて、メッセージを添えて贈ることで、いつでも部活の仲間と過ごした思い出が蘇る、貴重なプレゼントなるでしょう。
自分が先輩になったら、後輩にこんなメッセージを贈ろう
今はまだ、自分が先輩たちを見送る立場だったとしても、今後も部活を続けていく以上は、いつかは確実に自分が引退する立場になる日がやってきます。今度は自分が後輩に対して、先輩としてのメッセージを贈る際には、どんな言葉をかけてあげるのがベストなのでしょうか?
自分が後輩の立場だった時と同様に、後輩に対してはやはり、まずは感謝の気持ちを伝えるのが一番でしょう。それに加えて、個人的な思い出にまつわるエピソードや、普段から頑張っていた姿に対しての励ましの言葉なども、後輩にとってはとても嬉しく感じてもらえると思います。
どんな場面でも、誰かに感謝のメッセージを伝える際には、まずは自分が相手の立場に立って、自分ならどんなことを言われたら嬉しいか、最後にどんなことを言ってもらいたいのかを考えながら、素直に感謝の気持ちをこめて書いてみてはいかがでしょうか?
たとえ特別に感動的なメッセージではなくても、後輩が自分のことを思って贈ってくれた言葉であれば、どんなものでも喜んでもらえるのではないでしょうか。