勉強をどのように進めるべきなのか方法がわからないキミへ

勉強がわからないのではない。勉強方法がわからないのである

勉強ができない、勉強がわからない…そう思っている方は多いかもしれません。しかし、そう思っている方々の殆どは勉強ができない、勉強が分からないのではなく、勉強の方法が分からない、もしくは勉強方法がうまくないだけなのです。うまくない勉強方法では勉強の効率があがりませんし、勉強方法が分からなければ勉強が身に付くはずもありません。そんな皆様に、勉強方法をご紹介していきたいと思います。

勉強方法がわからないと勉強することはできない

勉強方法が分からないと勉強することはできない、これは至極当然のことです。勉強に限らず、料理でも工作作りでもスポーツでも同じです。カレーライスを作るとき、カレーライスの作り方を知らない人がいきなり作ろうとしても、作ることはできないでしょう。まず、作り方を読んで、それに従って作っていく。ペットボトルで空気砲を作ってください。と言われても、「どうやって作るの?作り方がわからない」と思われる方がほとんどでしょう。製作に取りかかる前に、まず空気砲の作り方を調べると思います。勉強もこれらと同じです。いきなり勉強に取り掛かるのではなく、まずは勉強の方法のついて学ぶ必要があるのです。勉強方法を知らずにやみくもに取り掛かっても、効率が上がらず成果が得られないのも当たり前のことなのです。

勉強方法がわからないなら教科書を読み込もう

では、具体的にどのように勉強をしたらよいのか…。最も簡単な勉強方法をご紹介します。それは、ひたすら教科書を読むことです。人間の脳は、何度も読んでいると、その内容が理解できるようになってきます。本を1回読んでも、意外と内容を把握していないものです。詳細な部分などは覚えていないものでしょう。しかし、2回読むと、1回目では気づかなかった部分に気づいたり、より詳細に内容を把握できるものです。その要領で、3回4回…と繰り返し教科書を読み込むのです。勉強方法が分からないという方は、とにかく教科書を読みましょう。よく、7回読むと大体の内容が頭に入ると言われています。
教科書を読む時に、重要であると思われる部分や、なかなか覚えられない部分に線を引きましょう。
教科書を何度か読み、内容が分かってきたら、授業でとったノートを書き写します。内容を読みながら別のノートに清書するように、書き写していきます。そして、次はきれいに書き写したノートを教科書と同様に何度か読みます。
勉強の基本は、とにかく教科書とノートを読んで理解することです。
いきなり問題集を解こうとして解けないのは当たり前なのです。まずは教科書とノートをしっかりと読んで理解する。それから次の段階へと進みます。

教科書を読み込んだら一問一答集を作ってみよう

教科書とノートを読み込んで内容を理解したら、暗記をする教科では、一問一答集を作ります。
作り方は、重要と思われる単語や事柄を選び出し、それを質問にします。そして、その単答えを書き出します。ノートや紙の左側に質問を、右側に答えを書いて、右側を折ったり紙などで隠して、質問を見ては答えを自分で答え、回答を確認するというようにして覚えていきます。
一問一答での質問と答えを作るポイントは、質問の方を短く、答えを長くします。例えば、定義や法則であれば、定義や法則めいを質問に、定義や法則の内容説明を答えにします。
作成した一問一答集をやってみて、わからなかったり間違えた問題にはチェックを入れて、回答できるようになるまで繰り返します。
ここまでの過程をしっかりと行っておくことにより、教科書とノートの内容がほぼ理解できた状態になります。

その後に、学校で使用する問題集や、自分で購入した問題集を解きます。
問題集を自分で購入する場合は、教科書に適した内容の問題集を選びましょう。問題集でも、解けなかった問題をチェックして、繰り返し解くと良いでしょう。

勉強を始めることすらできないのなら

何事も取り掛かるまでが気が重たいものです。でも、いざ始めてみると意外と波に乗って集中できるものです。とにかく、まずは机に向かって教科書を開きましょう。
そして読み始めるのです。読み始めてしまえば自然と教科書の内容に引き込まれて行くものです。しかし、読み始めてもさっぱり集中できない!という場合は、短時間の仮眠をとったり、ストレッチをするのも良いでしょう。また、空腹でも頭が働かないので、軽くおやつを食べたり飲み物を用意して机に向かうのも良いですね。
あと、気が散らないようにスマートフォンなどがある場合は電源を切っておきましょう。勉強をしなければならないと思うと、逆に何か他の事をしたくなるものです。つい手に取りたくなるような漫画や雑誌などは、机の近くに置かないようにしましょう。
試験に向けた勉強では、最初に勉強のスケジュールを作り、スケジュールに合わせて勉強していくと良いでしょう。
その場合、一教科終わったら休憩でおやつや飲み物を入れるなど、ちょっとしたご褒美もスケジュールに入れておくとモチベーションがあがりますよ。